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平成10年度 問題25 

平成10年度 問題25

a.環境の影響を調べるのだから、遺伝情報が同一の「一緒に養育された一卵性双生児」(以下、①とする)と「別々に養育された一卵性双生児」(以下、②とする)を比較する。すると、30代では確かに②の方が、①に比べて「情緒的安定性」の相関係数が0.39(①は0.48ある)と低くなっており、環境の影響が強く表れているように思えるが、「外向性」も①より②の方が相関係数低くなっており、問題文にあるような「情緒的安定性の方に強く表れる」ということはない。

b.発達における遺伝的要因の影響を見るのだから、②の30代、60代を比較する。すると、発達するに従って「外向性」「情緒的安定性」の相関係数が高くなっていることがわかる。つまり影響は強まっている。

c.遺伝的規定性が約50%であるならば、②の「外向性」「情緒的安定性」の相関係数は0.50前後を示すはずであるが、そうなっていない。

d.環境要因の影響力と遺伝的要因の影響力を調べるのだから①と「一緒に養育された二卵性双生児」(以下、③とする)を比較する。すると、年代、パーソナリティ特性にかかわらず、すべてで①の方が③よりも相関係数が高いことがわかる。これは環境よりも遺伝的要因の方がパーソナリティに与える影響が強いことを表している。

e.環境の影響を調べるのだから、①と②を比較する。すると年代、パーソナリティ特性にかかわらず、すべてで②の方が①よりも相関係数が低くなっていることがわかる。これはそれだけ環境的要因がパーソナリティに対して影響していることの表れである。


従って、正しい選択肢 d. が正解。
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カテゴリ: [臨床心理士資格試験]平成10年度

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