平成9年度 問題91

A.「ラポールが不十分」である場合、ラポールを形成するための努力も必要だと思われるが、こと「精神障害者との初回面接」ではそのラポールの無い面接自体が大きなストレスとなり、症状の悪化を招く危険性があるため「面接を終了した」判断は妥当だと思われる。
B.「昏迷状態」であるならば、「しばらく行動観察」を行っても一向に状態はよくならない。それ相当の対処が必要だろう。
C.「ほとんど応答が得られな」いほどの「うつ状態」であるならば、クライエントの負担を考え、「早めに面接を終了」させることは妥当な判断だと思われる。
D.「自己決定権」が求められる状況では、熟慮する必要があることもあるだろう。ならば、その決定がなされるまでの間「しばらく待つ」のは妥当な判断だと思われる。
従って、適切な組み合わせ b.○×○○ が正解。
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カテゴリ: [臨床心理士資格試験]平成9年度
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