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心理学史 機能主義心理学とその前後 

機能主義心理学とその前後

要素主義心理学はティチナーにより構成主義心理学としてアメリカに伝えられた。
しかし、当時アメリカではジェームズらによる機能主義心理学が隆盛を極めており、意識の流れを重視する機能主義心理学のものでは、瞬間瞬間の意識を扱う構成主義心理学は受け入れられることはなかった。

なお、機能主義心理学は行動主義心理学の前身としても知られており、プラグマティズム哲学ダーウィンの進化論の影響を受けている。それゆえ、機能主義心理学では動物を研究に用いることもあり、行動主義心理学が動物を扱うのもその流れをくんでいるからである。

ダーウィンの進化論以降、進化の系譜上、人は動物の連続線上にあるとのことから、動物行動の研究がすすめられるようになった。
しかし、ロマニズが行っていたように動物を擬人化し、その能力を過大評価するなど、科学からは程遠い解釈がなされるようになってしまった。
そのため、モーガンは「いかなる場合でも、より低次の心的能力の行為の結果であると解釈できる場合は、その行動をより高次の心的能力の結果であると解釈してはならない」と科学的でない解釈の行き過ぎを戒めた。これをモーガンの公準という。


動物を扱う流れはアメリカのみならず、ヨーロッパへも広がり比較行動学として発展した。比較行動学ではティンバーゲン生得的解発機構や、ローレンツ刻印づけが有名である。
生得的解発機構

 生得的解発機構とは、ティンバーゲンにより提唱された動物の本能行動を説明する理論である。具体的には、ある刺激がある反応を引き起こす鍵となり、引き起こされた反応がさらなる反応の鍵となるといった、円環的な反応の連鎖で本能行動を説明する。

刻印づけ

 刻印づけとは、ローレンツにより提唱された概念である。具体的には、カモやアヒルといった離巣性の雛が、生誕後初めて見た自身より大きな動く対象に対して後追い行動をする現象である。ただし、刻印づけが成立するのは生誕後一定の期間内であり、その期間のことを臨界期と呼ぶ。なお、学習が効率よく進む時期はあるにはあるが、可塑性が強い学習もあると考えられるため、臨界期は敏感期と呼ばれることもある。例えば、語学学習は幼少期から始めた方が効率はよいが、成人してからでも学習することは可能である。


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カテゴリ: [心理学]基礎心理学

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