06« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»08

パーソナリティ障害 B群 

B群のパーソナリティ障害

感情が激的で、うつろい易い思考・行動傾向を特徴とするパーソナリティ障害の型をB群として分類する。
B群には反社会性パーソナリティ障害演技性パーソナリティ障害自己愛性パーソナリティ障害境界性パーソナリティ障害の4種がある。

反社会性パーソナリティ障害
:違法行為を繰り返す、だます、怒りっぽい

演技性パーソナリティ障害
:注目の的になろうとする、移ろいやすい感情、不適切な対人関係

自己愛性パーソナリティ障害※1
:賞賛されたいと言う過剰な欲求、共感性の欠如

境界性パーソナリティ障害※2
:不安定な自己像、空虚感、見捨てられ不安


※1※2
自己愛性パーソナリティ障害と境界性パーソナリティ障害とは、ともに「自己愛の傷つきを抱えている」と言う点で共通しており、この自己愛の障害の表裏として理解することが出来る。
このような考えからマスターソンは、誇大ともいえる自信を振りかざす「自己愛型防衛」によって自分を防衛することに成功すると自己愛性パーソナリティ障害に、逆に破綻すると境界性パーソナリティ障害になると考えた。

自己愛性パーソナリティ障害は「自分は愛されて当然」と考え、境界性パーソナリティ障害は「愛されなければ自分は価値がない」と考えていると言える。
そのため、境界性パーソナリティ障害は、愛されている(と本人が思えている)間は、自己愛性パーソナリティ障害同様、過剰な自信を抱く。
その一方、少しでも愛されていない(と本人が思っている)と、過剰に自己卑下し、こき下ろす。境界性パーソナリティ障害がみせる見捨てられ不安は、「愛されない自分」への過剰な恐れの表れである。


大学院入試という意味において、特に重要なのは自己愛性パーソナリティ障害と境界性パーソナリティ障害である。
そのため、これらの障害については次回以降、詳述することにする。
スポンサーサイト

カテゴリ: [心理学]異常心理学

tb: 0   cm: 0

« B群 自己愛性パーソナリティ障害特論  |  パーソナリティ障害 A群 »

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://clinicalpsychocommu.blog52.fc2.com/tb.php/506-893de914
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)