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知能検査 ビネー式知能検査 

ビネー式知能検査

ビネー式知能検査とは、代表的な知能検査の一つであり、ビネーらが作成した知能検査を改正・標準化したテストの総称である。
ビネー式知能検査

 ビネー式知能検査とは、フランス政府が義務教育を始めるにあたり、健常児と学習不振時を分ける必要が生まれた際、ビネーシモンに健常児と学習不振時をスクリーニングできるテストの作成を要請して出来た知能検査を嚆矢とする知能検査の総称である。ビネーらによるオリジナルのものが作成されたのは1905年である。当初は、検査問題が年齢に沿って易しい問題から難しい問題へと順々に並べられ、どこまで問題が解けるのかによって、どの程度の精神年齢(MA)なのかを判断するというものであった。その後、ターマンによってシュテルンが考案した、精神年齢(MA)を生活年齢(CA)で割った値に100をかけて知能指数IQ)とする概念がビネー式に取り入れられた。ビネー式知能検査は、一般知能、知的能力の全体的な発達水準を測定するため、ウェクスラー式知能検査に比して概観的知能検査とも呼ばれる。

当初、ビネーらが作成した精神年齢を判断するために用意された問題は、当該の年齢層であれば、50~70%が正答できる問題であったものであったため、これらを標準問題と呼ぶ。
つまり、どの年齢層の標準問題が解けたか、によって精神年齢が判断される。あくまでも知能の遅速を調べようとしていたのである。
ところが、ターマンによって知能指数が算出されるようになった。そのことで、ビネーらは「知能が量的な差である」といった誤解が生じると懸念していたという。

なお、日本においてこのビネー式を標準化した人物としては、鈴木治太郎田中寛一が有名である。

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カテゴリ: [心理学]心理検査学

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