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初回面接入門 

初回面接入門―心理力動フォーミュレーション初回面接入門―心理力動フォーミュレーション
(2010/09)
妙木 浩之

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オススメ度 ★★★★☆

本書の副題は「心理力動フォーミュレーション」だが、特に精神分析系をオリエンテーションにしていない方も読んで決して損のない内容となっている。

管理人は、「フォーミュレーション」の方法と言うよりも、「患者というのは『心の居場所』を失っているために不安を抱えているので、セラピストは安心して患者がその人らしくいられることを保証していくのだ」というセラピストとしての姿勢が一貫して語られている図書だという印象を受けた。その姿勢はとても患者に対する思いやりとやさしさにあふれ、セラピストとしての力強さを感じさせるものであった。

フォーミュレーションは、患者・セラピストが安心していられる「取り付く島」としての機能を持っているが、この機能は上記したセラピストの姿勢に支えられていると言えよう。


本書にある「治療の行方を決めるのは、エヴィデンスのある治療技法と患者の主観的な理解という組み合わせだけではないのです。関係性の変数が技法の選択に優先されることがほとんどです」というくだりは、近年のエヴィデンスを重視する一方で、個別性や関係性を軽視し、さもクライエントを調教しているかのごとく介入する心理療法への警鐘であるように思われる。

もう少し早く本書に出会いたかった。
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カテゴリ: [心理系オススメ図書]実践向け

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