06« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»08

家族療法 家族療法の歴史 

家族療法の歴史

家族療法の誕生に大きな影響を与えた理論には、ベイトソンダブル・バインドべルタランフィー一般システム論がある。
ダブル・バインド

 ダブル・バインドとは、ベイトソンによって提唱された概念である。二重拘束とも呼ばれ、同時に2つの矛盾したメッセージが示され、その状況から逃れられず、身動きがとれないことである。例えば、怒った表情をしながら母親が子供に「こっちにいらっしゃい」というような状況である。この例の場合、言語的・非言語的なメッセージが相互矛盾するため子供は身動きが取れない。ベイトソンは、ダブル・バインド状況に置かれることが統合失調症の原因だと考えた。現在ではその考えは否定されているが、精神的な障害を個人の問題として見る視点から、対人関係の問題と見る視点へと発展させ、家族療法誕生のきっかけとなった。

また、一般システム理論とは、生物的・経済的・物理的システムなど、すべてのシステムはどれも構造上の同一性があるため、どのシステムも同じ法則に従っていると考える理論である。
一般システム理論からすると、家族システムは、一つのまとまりをもった生体システムとして捉える事が出来る。


なお、上述したように、ダブル・バインドが統合失調症の原因であるとの考え方は現在否定されている。
しかし、高EE(Emotional Expression:感情表出(批判、敵意、巻き込まれすぎなど))の家庭では、統合失調症患者の再発率が高いことが知られている。
スポンサーサイト

カテゴリ: [心理学]臨床心理学

tb: 0   cm: 0

« 家族療法 家族療法からの発展  |  家族療法 家族療法とは何か  »

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://clinicalpsychocommu.blog52.fc2.com/tb.php/416-614e93d7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)