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ジレンマ ジレンマ 

ジレンマ

個人的な利益追求が、最終的には全体の損害につながるといったジレンマを社会的ジレンマという。社会的ジレンマには、テイク・サム・ゲームギブ・サム・ゲームといった種類がある。
テイク・サム・ゲーム
 
 テイク・サム・ゲームとは、取り分を一定にしないと結局は全体の破綻を導くような状況であり、社会的ジレンマの一種である。有限の資源をいかに多く得るかと個人こじんが利益追求すると資源の枯渇を招き、結局は全体が損をする。代表的なテイク・サム・ゲームとして、ハーディン共有地の悲劇や環境問題などが挙げられる。

ギブ・サム・ゲーム

 ギブ・サム・ゲームとは、拠出量を渋ることによって、必要量が集まらない状況であり、社会的ジレンマの一種である。個人こじんがいかに自分の負担分を少なくできるかと考えることによって、全体に再分配するのに必要量が集まらない。代表的なギブ・サム・ゲームとして、キセル、フリーライダー、年金問題などが挙げられる。


ジレンマに関して、社会的ジレンマ以外に個別に覚えておきたいジレンマが囚人のジレンマヤマアラシのジレンマである。
囚人のジレンマ

 囚人のジレンマとは、相手の出方が分からないために身動きが取れない状況のことである。囚人のジレンマは具体的には以下のような状況である。つまり、「共犯者同士が別々の取調室で司法取引を持ちかけられている。その内容は、二人とも自白で5年の懲役。二人とも黙秘で2年の懲役。一人が自白すれば、自白したほうは無罪。しなかった方は10年の懲役。」というものである。この場合、最も合理的な選択肢は「二人とも黙秘で2年の懲役」である。しかし、仮に相手が自分を裏切り自白すれば、自分は10年の懲役となってしまう。このような場合、相手の出方次第で合理的な選択肢が変わるため、自らは行動に移すことが出来ず、ジレンマに陥る。なお、同様のジレンマ状況が繰り返し発生する場合は、前回相手側にされたことをやり返す応報戦略が最も有利な選択だと考えられている。

ヤマアラシのジレンマ

 ヤマアラシのジレンマとは、哲学者ショーペンハウエルの寓話を元にフロイトが考察したジレンマ状況である。具体的には、寒さを和らげるため、ヤマアラシがお互いの身を寄せて温まろうとするが、全身にとげがあるため、とげで相手を傷つけあってしまうという状況である。このジレンマ状況にあるヤマアラシのように、人々は親しくなって近づきあえばあうほど、利害関係の密接さによって互いが傷つけ合い、憎み合うというジレンマを経験する。

人は傷つけ、傷つけられながら、適切な距離感を学んでいくのである。
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カテゴリ: [心理学]社会心理学

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