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自我心理学 マーラー 

マーラー

マーラーは、自我心理学派の一人である。
マーラーは、乳幼児の自我が母親と未分化な状態から、心理的に自律した自我として成立するまでの精神発達の過程を、「分離-個体化」の過程として位置づけている。

マーラーの分離‐個体化説

①分離個体化の前駆段階
【Ⅰ、正常な自閉期
 生まれた直後の数週間。この時期は、自己と外界が未分化であり、自分だけの世界で絶対的な自己愛と万能感に満たされている。
【Ⅱ、共生期
 生後2ヶ月から5ヶ月頃。この時期の乳児は、母と未分化ないし融合した状態にあり、母と子が全能的共生組織のような状態である。

②分離個体化の過程
【Ⅰ、分化期
 生後5ヶ月から12ヶ月頃。乳児は母と自分を区別し始め、母を特別な対象として認知するようになる。外界に関心を持ち、母親の服に触ったりするなどの探索行動がでてくる。
【Ⅱ、練習期
 生後12ヶ月から16ヶ月までの時期頃。この時期には、はいはいができるようになり、母親から離れて自律的な自我機能を発揮できるようになる。しかし、依然として母親は安全基地の役目を果たしている。
【Ⅲ、再接近期
 生後15ヶ月から24ヶ月頃。直立歩行が可能となり、さらに行動的になるため、あらゆる新しい経験を母親と分かち合いたいと言う対象愛への欲求が強くなる。しかしながら、同時に、これまでの自己愛的万能感に反するような、自分の力が及ばない対象の存在に気づくようになる。これにより強い分離不安を体験し、母親に積極的に接近しようとする傾向がみられるようになる。
【Ⅳ、情緒的対象恒常性の出現の時期
 25ヶ月から36ヶ月頃。自我の現実検討力や欲求不満に耐える力が強まる。母親が内的な対象として取り入れられ統合されるため、母親の不在時にもその表象が維持され続けることになる。このように、身体的な接触がなくとも母子間の絆が確信できることによって、自己-他者関係が明確化していく。

なお、マスターソンは、分離個体化の過程の再接近期に固着が生じると、情緒的対象恒常性を確立できないために境界性パーソナリティ障害になるのではないかと考えた。
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カテゴリ: [心理学]臨床心理学

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2011/01/05 18:25 * 編集 *

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