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臨床心理学 臨床心理学とは何か 

臨床心理学とは何か

臨床心理学とは、人の心の病や障害の解決の援助、及びその予防を行い、さらには健康面の維持・向上を促すことも目的に行われる、実践活動ならびに研究を行う心理学の一分野である。

同じ精神障害を対象にする領域であっても、精神医学が治療モデルに基づくのに対して、臨床心理学は援助モデルに基づいている。
そのため、臨床心理学は常に援助のための実践と研究が車の両輪のように機能していなければならない。たとえ実験上有益だとされた技法であっても、実際のクライエントに有益でなければ、その技法は意味をなさない。

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臨床心理学 臨床心理学史 

臨床心理学の歴史 

臨床心理学はウィットマーペンシルヴェニア大学心理クリニックを創設することによって始まった。1896年のことである。
当時の臨床心理学は、精神測定力動心理学との影響を色濃く受け、学習不振時の診断・矯正教育が主たる仕事であった。

代表的な精神測定の立場としては、ゴールトン差異心理学キャッテルメンタルテストビネー知能検査などが挙げられる。
一方、代表的な力動心理学の立場としては、メスメル動物磁気シャルコー催眠ジャネ解離精神衰弱概念、フロイト無意識の概念などが挙げられる。

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臨床心理学 臨床心理学の三本柱 

三本柱 
 
臨床心理学は三本の柱によって支えられている。
その柱とは
アセスメント(臨床心理査定技法)、
心理治療技術(臨床心理面接技法)、
社会臨床心理学的手法の適用(臨床心理的地域援助)
の3つである。

①アセスメントとは、「その人を知ること」であり、面接検査観察から構成される。  
面接は、大きく臨床心理面接(心理療法、カウンセリングなど)と査定面接(インテーク(受理)面接、フォローアップなど)の2種に分けて考えることが出来る。

査定面接は、面接の構造化の度合いによってさらに構造化面接半構造化面接非構造化面接の3つに区別される。これらは面接の目的やクライエントの特性に合わせて適宜組み合わせて用いられる。

構造化面接

 構造化面接とは、質問内容があらかじめ決められており、どのクライエントにも同一の順序・雰囲気で行う面接の在り方である。質問紙をセラピストが読み上げて、クライエントがそれに回答するといった面接は構造化面接の例である。

半構造化面接

 半構造化面接とは、質問内容はあらかじめ決められているが、クライエントに合わせてその順序や雰囲気を変えながら行う面接の在り方である。

非構造化面接

 非構造化面接とは、クライエントによって質問内容や雰囲気を変えながら行う面接の在り方である。

アセスメントをする目的は、
Ⅰクライエントと症状との関係を知るため、
Ⅱクライエントとの温かくて良好な信頼関係(ラポール)を築くため、
Ⅲクライエントの心的成長の判断基準を得るため
に行われる。

臨床心理学の三本柱の②心理治療技術(臨床心理面接技法)は、各種心理療法を意味し、③社会臨床心理学的手法の適用(臨床心理的地域援助)はコミュニティ心理学が理論的母体となっている。


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精神分析 精神分析とは何か 

精神分析とは何か

精神分析は、フロイトによって創始された解釈法治療法およびそれらを包括する理論体系である。
フロイトは特に無意識の概念を重視し、無意識下での葛藤が神経症などの心的不適応の原因だと考えた。

無意識の概念は精神医学の領域だけでなく、臨床心理学の基礎的概念の一つとなるなど、多大な影響を及ぼし、さらには社会学や芸術などにもその影響は見られる。

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精神分析 解釈法 

解釈法

フロイトは心を理解し、症状の発生や経過を解釈するために独自の局所論を提唱した。
局所論とは、心を意識前意識無意識の3領域からなるものとして想定する考え方である。
この時、意識とは今気づいている領域であり、前意識は思い出そうとすれば思い出せる領域である(例えば、今朝何を食べたかを思い出す)。無意識は、意識することは出来ないが、言動に大きな影響を及ぼす領域である。

フロイトは、局所論を根拠に、神経症は無意識下で、ある感情や記憶を抑圧しようとする働きと、それを意識化しようとする働きで葛藤が起こることが原因であると考えた(図1)。

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しかしながら、局所論では、抑圧も意識化もともに無意識が行っていることになり、理論的には曖昧であった。そこで、その理論不足な点を補うために提唱されたのが構造論である。

構造論では、エス自我超自我の3つの機能を想定する(図2)。

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エスは性的に色づけされた心的エネルギー(リビドー)の源泉であり、快楽原則(混沌としており、非論理的で即時的に快楽を満たして苦痛を避けようとする心性である一次過程に基づく原則)に従っている。
超自我(親のしつけや社会的人間関係を通して培われる、善悪を判断し、悪徳な行為を取らないように禁止する機制)はエスの欲求を抑圧しようとする。
そこで生じた葛藤を自我が現実原則(論理的であり、エスの本能的衝動の充足を現実的に延期することが出来る心性である二次過程に基づく原則)に従って調節する。
この際、自我が調節に失敗すると神経症が生じる。



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精神分析 治療法 

治療法

フロイトは精神分析創始以前、無意識下に抑圧された過去の心的外傷(トラウマ)が神経症の原因だと考えていた。そのため、催眠によって心的外傷を表出させることで神経症の治療を行っていた。
しかし、クライエントが語る外傷体験が必ずしも真実ではないことや、催眠にかかりにくい患者がいる、などといった理由から、独自に自由連想法を考案し、精神分析学を創始した。自由連想法とはカウチに横たわらせたクライエントに自由に思ったまま述べてもらう方法である。
自由連想法によって無意識を意識化し、その内容をセラピストが解釈し、それをクライエントに伝え返すことによって洞察を促し、治療が進んでいく。この過程を絶えず繰り返すことを徹底操作といい、自我を強化し、エスを開放させ、超自我に妥協点を見出させることを目的としている。

とはいえ、治療が一貫してスムーズに進むことはまれである。
その過程で抵抗転移逆転移といった様々な問題が生じてくるからである。

抵抗

 抵抗とは、クライエントが話さなくなったり、カウンセリングに来なったりするなどして、治療を妨害しようとする言動をさす。時として抵抗は心理療法の妨害因子となる。しかしながら、問題に近づいているからこそ、防衛が緩むことが怖くなったり、病的ながらも今まで築いた安定を守りたいと思ったりするために、抵抗するのだとも考えられる。そのため、丁寧に抵抗の意味を考えれば、治療の進み具合の有益な指針ともなりうる。

転移

 転移とは、クライエントが本来、自分にとって重要な人物(親など)に向けるべきであった感情を、治療者に対して不合理な形で再現することである。転移には、治療者に否定的な感情を向ける陰性転移と、肯定的な感情を向ける陽性転移がある。転移を分析することで、クライエントの人間関係やそのパターンを把握することが出来る。

逆転移

 逆転移とは、クライエントから向けられた転移に対して治療者が不合理な感情を持つことである。フロイトは分析者として未熟なために逆転移が生じると考えていた。そのため、逆転移を克服するために教育分析の重要性を強調した。しかし、フロイト以降は、逆転移を分析することによって、「なぜ逆転移が生じたのか」を考えることは治療の一助になるのではないか、という風潮に変わりつつある。

※教育分析
 精神分析学者自身が、クライエント役となって、プロの精神分析学者の分析をうけること。


さらに、精神分析の治療過程で重視されるのが治療的退行である。
防衛機制でいう退行とは、欲求不満に直面したときに、過去の発達段階に戻ることだが、この場合、精神分析の過程で起こる退行のことを指す。精神分析療法では、治療的退行によって感情転移を生起させ、解釈と徹底操作により治療を進めていく。

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精神分析 介入法 

介入法

精神分析にはクライエントに洞察を促すための介入法として、解釈だけでなく、明確化直面化といった技法がある。


◆解釈
問題の由来や、クライエントの中にあるいくつかの問題の相互関係など、それまで理解したところをまとめて伝える

明確化
あいまいな体験をはっきりさせる

直面化
クライエントが軽視し、回避していることの重要性を気づかせる

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精神分析 防衛機制 

防衛機制

神経症とはならなくとも、無意識下で葛藤が生じると我々は不安を感じる。
そのため、その不安を解消するために心的な働きかけが行われている。それが防衛機制である。
防衛機制

 防衛機制とは、エスと超自我の間に葛藤が起きた時、極端な自信喪失や不安などによる人格の崩壊を防ごうとする、無意識的に行われる自我の働きである。防衛機制自体は、誰にでも生じる適応規制であり、異常性のあるものではない。しかし、特定の防衛機制にあまりに偏ったり、柔軟性を失ったりすると、問題解決能力に欠け、かえって不適応に陥りやすくなることがある。防衛機制には、抑圧退行反動形成置き換え合理化昇華投影同一視などがある。


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防衛機制 抑圧/退行/反動形成  

抑圧 退行 反動形成


抑圧

意識化するのがまずい欲求や、考えを無意識的に抑え込むこと。本人は気付かない。


退行

赤ちゃん返りすること。これは、発達が元に戻るということではなく、言動がもっと昔のようになってしまうことである。
(例)妹が弟にやきもちをやいて、弟と同じよなことをする。


反動形成

本人の欲求や、衝動と反対のことをすることによって、本来の欲求や衝動を満足させること。
(例)恥ずかしがり屋の人に限って露出狂や俳優となる

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防衛機制 置き換え/合理化/昇華 

置き換え 合理化 昇華


置き換え代償

満足が得られない時に、ほかのものに置き換えて満足すること。
(例)Aが食べたいが、お金がないのでBで我慢する。


合理化

適当な理由をつけて自分の言動を正当化すること。
(例)テストができないのを問題のせいにする。

※木になっているブドウをとろうとしたがとれなかったキツネが「どうせあのブドウは酸っぱいのさ」と強がりをみせた童話から、合理化は酸っぱいブドウ理論とも呼ばれることがある。


昇華

反社会的なものなど、そのままの形では満たされない欲求を、より社会的に望ましい目標などに代えて表現すること。
(例)攻撃欲求をボクシングに昇華する。

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